こんにちは!トミーです!
気になる気になる、世界のテレワーク事情。
今回はフランスのテレワーク事情についてご紹介します。
2022年11月23日フランス政府の労働省の調査・研究・統計推進局(Dares)の調査結果が公開されました。
調査により、在宅勤務協定を行っていた企業数は、2017年は390社だったのに対し、2021年には4070社に増加したことがわかりました。
3年間で10倍以上増加!数字にして表すと驚くべき数ですよね。
業種別に見ると、貿易業、運送業、宿泊業では在宅勤務協定がほとんど結ばれていませんでした。しかし2021年は620社増加、なんと2019年と比較して225%増加したことになります。
今まで在宅勤務を取り入れていなかった企業が、パンデミックをきっかけに運用を開始したことが実感できる数字です。
現在、在宅勤務協定を行った71%の企業で在宅勤務が実施されています。
働き方については、週2日在宅勤務を認める企業が大部分を占めています。
(source)
https://www.leparisien.fr/economie/teletravail-dix-fois-plus-daccords-signes-en-entreprise-entre-2017-et-2021-24-11-2022-BGBHESS3TFB5FJP3UFCB7DUVWE.php
https://www.tf1info.fr/economie/covid-les-accords-d-entreprise-sur-le-teletravail-multiplies-par-10-entre-2017-et-2021-2239653.html
https://dares.travail-emploi.gouv.fr/publication/les-accords-dentreprise-portant-sur-le-teletravail-quels-usages-durant-la-crise
こうして数にしてみると、世界規模で人々の働き方が変化したことが実感できます。出勤日として会社が定める日を除いて、在宅勤務の日程は各現場で柔軟に調整しているそう。フランスも、一部テレワークを取り入れる企業が多かったり、出勤日が定められたりしているところは、日本と似てるところがありますよね。
フランスでは、「つながらない権利」や従業員の健康と安全に関しての注意喚起が頻繁に行われているものの、在宅勤務中の就業に関しては法整備が不十分と指摘されています。
こうした、労働者の保護を法で行うところがフランスらしく、興味深いですよね。
*つながらない権利 とは?
従業員が時間外に仕事に関する電話・メール・メッセージを受信をしなくても良いとする働き方を支援するフランスの法律
パンデミックをきっかけに、私たちの働き方は大きく変わりました。また、仕事を探す上での優先順位が変わった人もいたでしょう。今後、パンデミックが落ち着いて、今後、私たちの働き方はどのように変化していくのでしょうか。
「自分がどう働きたいか」、「何を優先にしたいか」を考える機会を持った方も多いと思います。仕事とプライベートのバランスとは、人それぞれ、また年齢やそのときの状態によって異なって、答えを出すことは容易ではないですよね。
みなさんは、何を大切にしてはたらきたいですか。
コロナ禍で、自分を見つめるきっかけになった人も多いはず。
個人的には、初心に立ち返ることができた機会を大事にしたい、そんなふうに感じています。
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