こんにちは!トミーです。
海外ノマドを実践するために新しい一歩を踏み出された方や、海外転勤がきっかけなど海外へ出国される理由は、人それぞれ。
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今回は、海外在住であることを強みしたお仕事をご紹介します。
海外在住の方だけでなく、今後移住を検討されている方にも参考にしていただけるかと思います。
海外在住の強み
海外在住者の強みとして、以下が挙げられます。
- 現地ならではのニッチな情報を知っている。
- 英語や現地語がわかる場合、さまざまな情報がスピーディに入手できる。
- 日本にいる時とは異なる視点で物事を考えることができる。
- 日本で出会えない人やなかなかできない経験をすることができる。
現地ならではのニッチな情報を知っている
海外に住んでいると、インターネットの検索で引っかからないニッチな情報を入手することができます。その地域の独自のイベントや特産品、その地域の工業地帯でどんなものが生産されているのかなど、探してみるとどんどん出てきます。世界中のどこかにその情報を求めている人がいるかもしれないですし、そのことで人の手助けができるかもしれません。身の回りのことを掘り下げて理解することは、自分の強みを伸ばすこと。仕事をつくりだすきっかけが転がっていると意識すると、慣れてしまった海外生活も違った風に見えてきます。
英語や現地語がわかる場合、さまざまな情報がスピーディに入手できる。
世界共通語の英語、英語圏以外の国に住むのであればその国の言語ができると、入手できる情報量が格段に異なります。インターネット記事も、外国語の記事が読めるといち早く情報を知ることができます。
現地の人と会話ができると、ネットワークは多様に広がります。言語ができることは、将来の仕事や自分の生活を支えることにつながります。言語習得には時間がかかることを理解し、過度なストレスを感じないような、自分に合った勉強方法を探すことがおすすめです。
日本にいる時とは異なる視点で物事を考えることができる。
一例ですが、その国の視点やメディアの解釈を通してニュースは放映されています。そのため日本のニュースと海外のニュースでは、同じ話題でも視点の置かれ方が異なることがあります。人それぞれ感じ方は異なりますが、場合によっては人に全く違う印象を与えることになります。
日本人的な視点を持ちつつ、海外の視点を受け入れ理解できること、それは固執しがちな考え方や自分の考え方のくせを知るきっかけになります。一つの考え方に固執せず、いざというときに対応できる柔軟性と瞬発力は、生きる上での強みなのです。
日本で出会えない人やなかなかできない経験をすることができる。
海外だからこそできる経験、海外だからこそ出会うことができた人々。そういった様々なことが現在の自分を形成してくれたのだと思うと、経験したことをとても尊く感じますよね。
人生は一度きり。その中で自分が経験できたことは、自分だけの人生の宝物です。
オンラインで就業可能なお仕事
日本語教師
免許を持っている場合には、現地の大学や日本語学校に就職することも一つの手です。免許がなくても、最近はオンラインの日本語教師を募集していることも。生徒さんからの日本語の文法や文化的な質問に対し、時には外国語を交えて回答ができる先生は貴重な存在。日本のアニメや漫画に興味がある生徒さんも多いため、漫画やアニメなどの話ができると会話も弾み距離も縮まりやすいでしょう。
マーケットリサーチャー
専門の調査企業が、現地マーケット情報に詳しく語学に強い現地在住日本人を不定期で募集することがあります。調査経験や報告書作成経験が求められるなど応募条件は様々。単発的な仕事が多い印象ですが、コンサルタントの仕事に興味がある方にとっては経験を積むいいチャンスです。
海外在住日本人サポーター
現地情報提供や行政手続き、観光案内など、日本人サポーターの仕事は多岐にわたっています。自分の知っている情報や経験を強みに働くことができるため、自分の得意なことで人の役に立つことができます。
民泊
もし住んでいる家に空き部屋がある場合は、空き部屋が収入源となる可能性大です。特に都市や有名な観光地のそばのホテルは高額であることも。ハウスルールを明確にして可視化し、トラブル回避に努めましょう。最近は様々な民泊サイトがあります。中には、宿泊申請を受け付けて、希望者の過去の評価次第では。まずは日本人のお客さんを相手に初めて見るのも一案です。
オンライン事務アシスタント
自分強みを武器に働けるオンライン事務のお仕事。チームで仕事を回すこともあります。仲間がいる感覚があることが、海外で住む人にとって心の支えとなることも。海外在住者同士でオンライン上で交流する機会があることも。日本で事務経験がある方は経験を活かせるでしょう。また、隙間時間を活用したい方や、1日の間で働ける時間が短期間の子育て中のママさんなどにおすすめです。
ライター
時間と場所を選ばない働き方ができるお仕事、ライター。最近は商品を魅力的に伝えることができる記事が書けるライターさんの需要が高い印象です。執筆の数をこなし、地道な執筆経験が求められます。自分の趣味やこれまでの仕事の経験から得意分野を絞り、掘り下げた内容で専門的な記事を書くことでライターとしての価値を高めていくことにつながります。特に海外在住者は、海外情報を交えることで在住であることを強みにできるでしょう。
ブロガー
自分の好きなことを、好きなように発信できる気軽さが魅力のブログ。最近は、自分の専門分野の知識や技術をブログで発信するブログが多く、ブログは情報収集と広報ツールとして機能しています。広告収入を目的に副業としてブログを始める方。コツコツを書き溜めてファンを獲得できれば、後々の主要な収入源となる可能性も秘めています。
最近は、様々な場面で文字でやり取りをする機会が増えました。簡潔にわかりやすく人に伝えることでなく、時に感情を含める必要があり状況に応じた表現方法が求めれています。表現を磨くための訓練の場としても、ブログは役に立つでしょう。
ITエンジニア
日本では2030年にIT人材が79万人不足すると言われており、今後もエンジニアは引き続き需要が高い職業の一つです。地方・海外在住者がフルリモートで働ける案件も多いのが特徴。最近では、コロナ禍でキャリアの不安を抱えたことや働き方が変わりつつあることで、特に女性エンジニアの数が増えていると言われています。また、エンジニアの場合、日本企業だけでなく海外の企業に勤めることができる可能性もあるため、自分の可能性を広げていけることに魅力を感じる方も。
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以上、海外在住であることを強みにしたお仕事に焦点を当ててご紹介しました。
いかがでしたでしょうか。
次回は、キャリアサポートをする担当者からの最近のエンジニアのお仕事情報をご案内します。
現在エンジニアの方で海外渡航を検討されている方だけでなく、エンジニアのお仕事に興味がある方まで楽しんでいただける内容です。ぜひお楽しみにしてください♪
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