各国で入国制限が解かれたり、旅行者の3回目のワクチン証明で帰国前検査が不要になったりと海外旅行にも行きやすくなりました。今年のGWや夏休みは、アジアのビーチリゾートでゆっくり過ごしたり、ヨーロッパのおしゃれな雰囲気に浸って街中を歩きたいと思っている人も多いですよね。
航空券やパッケージツアー、素敵なホテルを探したり、一緒に行く人と相談したりと楽しい時間だけど意外と時間と労力を使います。予約が完了してホッすると、観光スポットや現地グルメをチェックすることに夢中になりますよね。
でも、出発前に他に必要な手続きがあることを見落としていませんか。
HolidayExtras.comの調査により、旅行前の土壇場の行動が多額の費用となることを発表しました。
そうならないよう、出発するにあたって旅行の予約時にチェックしておきたいこと5つをご紹介します。
自宅-空港間の交通公共機関・宿泊施設の予約
一般的に国際線を利用する際は、出発の2時間前までに空港に到着することが推奨されています。ただし、旅行シーズンのお盆や年末は混雑するため、出発の3時間前が目安。チェックインカウンターは出発の1時間前に閉まるので、空港には余裕を持って向かいたいですね。
地方在住の方は、自宅から空港までの移動について予め計画的に手続きに慣れていると思います。
対して自宅から空港へ当日中に移動できる地域に住んでいると、当日移動で間に合うかな、と楽観的に考えがちになりませんか?
出発が近づくにつれて「電車が遅延するかも」と不安になって、前泊のためのホテルを探すも高額なホテルしか空いてないことも。または、ホテル-空港間シャトルバスがすでに予約がいっぱいだったり、ホテルからタクシーで空港に向かうことになったり・・・。予期しないところで費用がかさむことになりかねません。
そうならないために、早めに出発時のスケジュールを確認し、時間に確実に間に合う方法を最優先に考えることがおすすめです。ホテルによっては早期予約特典があるなど、通常よりお得に宿泊できる場合もあります。
旅行を最大限楽しむためにも、出発前は気持ちに余裕を持って行動したいですね。
海外旅行保険の加入
「クレジットカードの保険があるから大丈夫!」とよく聞きます。
でも、それって本当でしょうか。
海外旅行保険で最も注目してもらいたいのが「治療・救援費用」。これは、旅行中の遭難による捜索費や病気やケガなどで入院したときに家族が駆けつける渡航費などを補償するものです。
軽度の風邪や怪我であれば、クレジットカードの保険でも十分賄えるかもしれません。
ただ、予期せぬ事故や病気が原因で緊急帰国することになった場合、飛行機をチャーターが必要になることも。飛行機の輸送費以外にも、医療資機材や付き添いの医師と看護師の費用、またそうした医療スタッフの宿泊費なども含め、多額の費用が発生します。
実際、十分な保険に入っていなかったために、金銭面で自分の家族に迷惑をかけてしまうことはあり得ること。海外旅行の費用を安く抑えるため、安価な保険を利用する人は少なくありません。でも今一度、本当にその保険の補償内容に自分が納得できるか、考えてもらえたらと思います。
外貨両替、外貨で購入時のクレジットカード手数料の確認
あまり高額な買い物を海外でしない場合や、あまり海外旅行に行く予定がない場合には、あまり気にする必要はないかと思います。
そうでなけば、一度調べてみた方がいいでしょう。
一般的に、日本円を外貨に両替する際は、空港の外貨両替所よりも外貨両替専門店の方がレートが良いイメージです。ただし、提示されるタイミングによっては逆転する可能性があるので、見比べてからの方がいいでしょう。外貨両替専門店の場合、振り込み手数料やお店に行くまでの交通費なども考慮することをお忘れなく。
クレジットカード各社のクレジットカードの海外手数料を見比べてみるとかりますが、会社ごとに差があります。最近は、外貨口座を開設、レートのいい時に外貨交換し、海外旅行時にその外貨口座から支払い・外貨引き出しができる銀行もあります。そうした外貨口座を利用したカード支払いの方が、手数料を安く抑えることができるでしょう。
スーツケースの空港宅配予約の確認
オシャレなレストランで食事するためのワンピースや靴、子供のためのおもちゃ、日本食が恋しくなった時のための日本食各種 etc…。出発直前になって、受託手荷物は事前に送っておけばよかった・・・と思った経験はありませんか?
実は受託手荷物の空港宅配は、クレジットカード会社や予約した旅行会社などの割引クーポンを利用できることがあります。クレジットカードの種類によっては、空港宅配サービスを無料で提供していることもあったります。
ただ注意したいのが、空港宅配サービスの受付締切。運輸会社の繁忙期は、宅配日数が通常以上の場合があります。インターネットに記載されている期日よりも早めの期日の場合があるので、事前に締切日時を問い合わせするのがおすすめ。
自分で荷物の重さを確認しておくことも大事です。特に、自宅に荷物を取りに来てもらう場合、業者さんは規定内の重さであれば受け取ってくれるため、荷物の重量をその場で確認することは稀だと思います。荷物を取りに来てもらう前に、荷物の重量を量っておきましょう。
飛行機の預け荷物の追加
ついうっかり荷物の重さが航空会社の無料枠を超過、追加で1~2万円支払うことに・・・。
事前にオンラインで預け荷物を追加しておけば、スーツケースをパンパンにすることもなかったし、費用を抑えられたかも、と思うと悔やまれます。
長期滞在や家族旅行など、荷物が多くなると予想できる場合は特に、預け荷物を追加しておくと安心。
また、航空会社や運行経路よってはプレミアムエコノミーが選択できる場合があります。エコノミークラスより高額ですが、広々とした座席が利用できるほか、荷物をエコノミークラスに比べて多く持っていけることができたり、優先搭乗が利用できるなど様々な特典があります。もし預け荷物が2つ以上になりそうであれば、航空券購入時にプレミアムエコノミークラスの利用を検討するのも一案、長距離路線や乗り継ぎなどあらゆる面から検討してもらえるといいと思います。
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今日は、出発するにあたって旅行の予約時にチェックしておきたいこと5つをご紹介しました。
いかがだったでしょうか。
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