こんにちは!トミーです。
韓国出身ウィズナーさん、どひさんにインタビューにご協力いただきました♪
韓国に興味のある方はもちろん、現在海外に住んでいる方、これから海外へ移住を検討している方にもおすすめの内容です。ぜひご覧ください♪
どひさんプロフィール
– – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – –
子育ての傍ら、保育園の先生たちのアシスタントとして活動をするどひさん。
日本語の勉強と来日がきっかけで女優を目指し活動をしていましたが、結婚がきっかけで一時活動を休止することに。
出産・育児、仕事を通して感じるようになった、新たな自分の可能性とは。
韓国での子ども時代
私は、韓国の海辺の田舎町で生まれ育ちました。4人姉弟の2番目、面白いこと好きだった私は、仲良しの友達と当時人気だった韓国人の芸人さんの真似をしてたんです。次第に、周りの子たちに広まって「おもしろい子」という印象がついてしまって(笑)。
人前に立つ楽しさを実感して、人前で歌やダンスを披露するようにもなりました。
初めてできた日本人の友人
英語に興味があった中学時代、先生に「英語力を伸ばしたいなら、英語で海外の人と文通をするといい」とアドバイスされたんです。でも、母国語が英語の人との文通は気がひけて。そこで考えたのが日本人と英語で文通すること。地理的にも近くて身近な日本。お互いが第二言語として英語を話すと思うと気楽でした。
定かではないですが、文通相手のお名前はかおりさん。彼女と5〜6年間文通をしました。彼女が当時大流行していた安室奈美恵のベストアルバムを送ってくれ、そのお返しに韓国人歌手のCDを送ったりしました。連絡を重ねるうちに、かおりさんと日本語でいろんなことを話したい、と思う気持ちが強くなったんです。
かおりさんとの文通のこともあり、すっかり日本語に興味が移り変わっていた高校時代。幸運にも、私の高校には日本語の授業がありました。日本語に熱中していた私は、放課後も先生と一緒に日本語を勉強しました。日本語の先生が「となりのトトロ」のセリフを、一つ一つ書き下ろしてくれたんです。
今でも、ほとんどのセリフを覚えています。(笑)
人生初の来日
人生初の来日は高校生の頃でした。懸命に私が日本語学習をしていたことを知っていた先生が、なんと大阪の日韓イベントの学校代表として私を推薦してくれたんです。標準語でずっと勉強してきた私にとって大阪弁は衝撃的でしたが(笑)、日本語の挨拶が通じるだけでも嬉しかったです。
滞在中、ガイドさんの忘れらない言葉があります。
「日本にも韓国にも、街中でゴミを捨てる人はいます。だけど、ゴミを拾わないのは韓国人、拾って捨てるのが日本人。」
確かに、日本の街中はきれい。周りの人のことを考える、その日本人の奥ゆかしい文化に更に興味が湧き「日本語をもっと勉強したい」と心から思うようになりました。
日本へワーキングホリデーへ
高校卒業後、私は韓国の日本語学科の短大に進学しました。大学祭では韓国版シンデレラを日本語で披露することに。私は、最もセリフが長い解説役に抜擢されました。結果は、大好評!舞台に立つことの楽しさを実感した瞬間、長いセリフを扱えるという自分の自信になりました。
2年生には交換留学生として長崎に滞在しました。一緒に来日した学生たちは、私よりも日本語ができる子ばかり。そういう子たちは、日本の俳優やドラマが好きな子が多かったです。文字を書く方法での勉強法を行ってきた私は、自分に自信を失くす瞬間もありました。
私は学んだ日本語を活かし、将来は韓国で日本語教師になることを考え始めました。そのために、日本で生きた日本語を学びたいと思ったんです。
そして、1年間、日本でワーキングホリデーで日本に渡航することを決心しました。
日本で芸能活動スタート
日本での1年間のワーキングホリデーから帰国。日本の充実した生活をとても気に入ってしまった私は、今度は留学生として来日。日本で仕事をしつつ、日本語学校に通いました。
その日本語学校で、私は恩師に出会います。
私は子供の頃から人前で歌やダンスの披露が好きで、実は、芸能活動にずっと興味を持っていました。でも、韓国で女優さんになれる人は、綺麗で細い人だけ。自分は、ずっと無理だと思っていました。
先生は私の表現力と日本語力を認めてくれました。日本で女優になることを心から応援してくれたんです。自分の可能性を試してみたい、そう心から感じて芸能活動をスタートしました。日本語学校卒業後は、専門学校の声優コースに入学。劇団にも所属し、アルバイトをしながら芸能活動を続けていました。
– – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – –
続きは後編をお楽しみに。
Wizuna では韓国出身ウィズナーさんから、現地情報や経験談を聞けるサービス「Wizuna community(ウィズナコミュニティ)」を運営しています。
ウィズナーどひさんのページはこちら
現地の生活事情や韓国文化などのご質問にお答えします。ご利用希望の方は、ユーザー登録をお願いいたします。
ご利用お待ちしております!