海外で一品持ち寄りのホームパーティーにお呼ばれ。
でも一体何をもっていいの? という人も多いですよね。
そこで今回は、外国の人へのおすすめのおもてなし料理をご紹介します。
これから海外へ移る予定のある人や、日本で外国の人と接する機会がある人にもおすすめの内容です。
ぜひ参考にしてみてください!
作るものを決める前に、ゲストの嗜好を知ろう
トミー個人的な経験ですが、日本本来の味付けで作りこんだ料理が、大多数の人にあまり食べてもらえずガッカリした経験があります。
少数の人には「健康的!」と高評価でしたし、現地在住の移住組にはウケたので結果的に悪くはありませんでした。
結構手間かけても、現地の人が好きとは限りません。
日本的すぎる料理は海外の人に受け入れ難かったり、外国文化に興味がある人とそうでない人とで反応が全く違うんですよね。
「喜んでもらいたいから」と張り切る前に、ゲストがどんな味付けが好きか、普段しない調理法はどんなものか調べてみることをおすすめします。
最終的に自分のためでもあります。
これからおすすめの料理や、あまりおすすめしない料理をこれから紹介していきます。ゲストのバックグラウンドによっては逆転する可能性もあるので、
最終的にはゲストの喜ぶ顔を想像しながら、メニューを決めてくださいね。
おすすめの料理
カルフォルニアロール
エビやサーモン、アボカドのカルフォルニアロールは大人気。海苔を外側ではなく一緒に巻くことで、海苔が苦手な人にも食べやすいでしょう。また、外側は白ごをつけると華やかに。かっぱ巻きにいくらを添えるのも見た目がよくおすすめです。
ちらし寿司
錦糸卵やエビ、花形に切り抜いた人参などを添えた華やかなちらし寿司はおすすめです。
ただし、ご飯に抵抗がある人が多い場合には控えた方がいいでしょう。カルフォルニアロールのような少量のご飯は食べれても、ご飯メインのメニューに抵抗がある人もいます。
炊き込みご飯
ご飯ちらし寿司と同様、ご飯に抵抗がない人向けのおすすめメニューです。鶏五目やキノコがたっぷり入った炊き込みご飯は、なかなか人気の味付け。最近は健康意識の高まりで、海外では若い人を中心にご飯を主食とする人も増えてきています。
それでも日本人のように白米をモリモリ食べるというより、炊き込みご飯や酢飯などの方が食べやすい印象。
炊き込みご飯は結構人気で、現地YouTuberが日本の炊き込みご飯の作り方を紹介していたりします。
定番のごぼうや油揚げは現地で手に入らない場合も多いので、具材選びに悩んだら現地YouTuberの動画を参考するのもいいでしょう。
ささみフライ
天ぷら、から揚げ、とんかつなど揚げ物は海外の人に人気な日本料理の一つ。中でもおすすめなのがささみのフライです。
子供から大人まで受け入れてもらいやすく、マヨネーズやケチャップなどそれぞれの好みで食べてもらえます。
ささみをわざわざ買わなくても、現地の鶏肉の種類によっては胸肉でもおいしく作れる場合も。ブレイン液に浸しておくことで、ジューシーに仕上げることも可能です。
焼き鳥
甘辛いタレは割りと好評です。仕込んで焼くだけなのでとっても簡単。日本のネギマの感覚で長ネギを添えるのもいいでしょう。串がなければ色付きのお皿にレタスなどを敷くことで、華やかな印象に。
生チョコ
フランスでは、生チョコが大人気でした。フランスにはチョコレート専門店が街中にありおいしいチョコレートは身近です。
しかし、生チョコの口に入れた瞬間とろける感覚が新しかったようで大絶賛でした。チョコレートは食べなれているため、海外の人にとって受け入れやすいという点でもおすすめです。
おすすめしない料理
本格的な日本の寿司
アボカドとエビを巻いたカルフォルニアロールや、チーズやマヨネーズ入りのサーモンを巻いた海苔巻きが海外でSUSHIとして人気です。
日本人からしたら「お寿司?」なものが、海外の人のSUSHIだったりするわけです。
SUSHI好きな人が、日本のお寿司が好きとは限りません。お寿司を食べて、魚のヌメッとした食感を気持ち悪いと感じる人もいます。生魚を食べなれないため、SUSHIは大丈夫でも、お寿司でお腹を下す人もいます。
海外で生魚は結構いいお値段。
ゲストが本当にお寿司が好きであれば大喜びしてもらえるでしょう。わからない場合は賭けですよね。
海苔巻き
SUSHIは海外で人気ですが、それでも海苔が苦手な人は一定数います。
お年寄りには、海苔や生魚、ご飯を受け入れてもらえないこともあるでしょう。また海苔巻きの場合、作ってから時間が経つと乾燥してしまっておいしくなくなってしまうので要注意です。
例えばフランスでは、
集合時間→一杯のみながら挨拶など(1時間程度)→人が集まったタイミングで食事スタート
という流れが主流。集合してから食事までの時間が1時間以上と長いんです。
結構手間がかかる割に、食べたらイマイチとなると残念ですよね。鮮度を食事が始まるまで鮮度を保てる環境ならいいかもしれません。
個人的には、海苔巻きは自分の家で開催する少人数の食事会での提供がおすすめです。またその際、定番の具材+ゲストが好きそうなチーズアボカドを添えた手巻き寿司にしてもいいでしょう。
大根が入った煮物
大根の煮物独特の匂いに抵抗がある人がいます。嗅いだ経験のない人にとって、結構パンチのある匂いなので控えたほうが吉。
小豆を使ったお菓子
豆はしょっぱい味付けが当たり前!という人にとっては、あんこの和菓子は受け入れ難いよう。豆でできたお菓子と伝えただけで苦い顔をされることもあります。
もしどうしてもあんこを使いたいのであれば、現地の平均レベルまで甘くすることをおすすめします。
例えばどら焼きなら、皮に紅茶を入れて風味を追加するなど一工夫が必要でしょう。
小豆を使ったお菓子、から発想を変えてみることもおすすめです。
例えば大福のモチモチ触感は結構人気だったりしますが中身のあんこはイマイチ・・・という人は少なくないです。中身をチョコペーストにしてみたり、ココナッツをまぶして中華風にするのもいいでしょう。
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以上、外国の人へのおすすめのおもてなし料理をご紹介しました。
いかがだったでしょうか?
バカンスシーズンの終了が近づいて、会社や学校関連の人との交流も増えるでしょう。
夏のBBQシーズンと違い、秋~春にかけてのパーティでは工夫が必要になるので参考にしてもらえたらうれしいです。
あまり、肩ひじ張ると疲れてしまいます。
自分自身がパーティを楽しむためにも、気持ちの余裕をもって無理のない範囲でお料理を楽しんでくださいね。