こんにちは!トミーです。
韓国ウィズナーのどひさん、実は学生時代、トミーのアルバイト先の先輩でした。
当時一緒に働き始めて1ヶ月間、どひさんが韓国人だと気づかなかったのは、どひさんが自然な日本語を話されていたからです。
今でも、どひさん以上に流暢な日本語を話す外国の方には出会ったことがないほど。
日本語マスターの韓国人のどひさんに、日本語を話すコツと、家庭の中での韓国語教育について教えていただきました。
今回の内容は外国語学習をされている方、海外文化に興味がある方に参考にしていただける内容です。ぜひご覧ください。
どひさんプロフィール
*どひさんの来日のきっかけ、日本語学習に対する熱意などに関してはコチラをご覧ください。
苦戦していた日常会話
短大2年生のとき、交換留学生に選ばれて長崎に滞在しました。
読み書き中心に学んできた私は、長崎の方言に大苦戦。
一緒に来日した韓国人の学生たちは、優秀な子ばかり。当時すでに日本語能力試験1級に合格している学生もいました。日本の俳優やドラマが好きな子たちは会話がとても上手で、私一人だけが会話についていけない場面も多かったんです。
日本語の会話を普段聴き慣れている子たちには敵わない、そう実感した瞬間です。
トーンとアクセントの研究
日本人のような自然な日本語を話すにはどうしたらいいんだろう。
そう悩んだ末行ったことは、日本人が話す日本語のトーンとアクセントの研究です。
韓国も日本と同様、地方には方言があります。私は韓国の地方出身、田舎の話し方です。韓国の標準語と聞き比べると、印象が大分異なると思います。私は、その韓国語の標準語と自分の地方の言葉に注目しました。
韓国の標準語は音のトーンが高く、アクセントは比較的一定。一方、私の地方の韓国語は音のトーンが低く、上下のアクセントがあります。日本語と比較すると、トーンは韓国の標準語と似ていて、アクセントは私の地方の韓国語のアクセントと似ていることに気づいたんです。
この法則に注意して日本語を話す練習をしました。
日本人の話す日本語に近づけたのは、この気づきがあったからです。
お家での韓国語
先日、韓国語でYoutubeを見た長女が、私に韓国語で話しかけてくれました。
最近は、子供たちが夜寝るときに韓国語で「サランヘヨ チャルジャ(愛してるよ。おやすみ)」と挨拶してくれるようになりました。掃除のときも、私が流す韓国語の音楽を聴いて、子供たちが意味を尋ねてくることもあります。
韓国語教育に関しては、家で特別に行っていることはありません。聞かれれば答える程度。子供たちはまだ小さいし混乱させたくないので、わざと韓国語を積極的に教えていません。
近い将来、子供たちが韓国語を勉強したいという意志があれば、韓国語を教えたいと思っています。私は子供の意志を尊重したいので。しばらくは見守っていこうと思います
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日本語を話すコツと、家庭の中での韓国語教育についてご紹介しました。
いかがでしたでしょうか。
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